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緑内障とは? | 前房水と眼圧 | 眼圧と緑内障
◆緑内障とは?

 緑内障とは、眼圧が上昇することにより、視神経が枯れてしまう病気です。眼球の中には、「房水」という水が入っています。この水は、眼球内に栄養を与える役割をしていますが、何かの原因でこの房水が眼内に貯まりすぎる事があります。この時、眼球の内圧が上がります。この眼球の内圧のことを「眼圧」といいます。
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◆前房水と眼圧

 目玉(眼球)の中には、透明な水が入っています。この水は前房水といわれ、眼球内の組織に栄養を与え、また光の通り道としての透明性を確保しています。この前房水は貯まったままの水ではなく、新陳代謝として新しい水と入れ替わっています。つまり、眼内にこの水を新しく作るところ(毛様体)と、古くなった水を排出・吸収するところ(隅角)があります。この水の単位時間当たりの生産量と排出量のバランスで眼内の水の量が決まってきます。眼球の中は閉鎖された空間なので、この中の水の量が多くなったり少なくなったりすると、眼球の硬さが変わってしまいます。この眼球の硬さのことを眼圧といいます。正常者なら眼球内の前房水量は一定に保たれていて、結果、眼圧はほとんど一定で、日本人の平均眼圧は15mmHgぐらいです。正常範囲は10〜20mmHgです。
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◆眼圧と緑内障

 しかし、隅角からの前房水の排出が、何かの原因でうまくいかなくなることがあります。これが、緑内障です。毛様体では前房水がいつも通り作られているので、隅角で前房水の排出が障害されると、眼内に前房水が貯まってきて眼圧が上がってきます。眼圧の上がり方は、原因によって(緑内障の種類によって)様々ですが、20mmHgちょっとの場合や50〜60mmHgまで上がることもあります。

 では、眼圧が上がると何故いけないのでしょうか。眼球内の一番奥には、眼底というところがあって、この眼底には視細胞が膜状に並んだ網膜(カメラに例えればフィルム)があります。この網膜の視細胞から神経繊維が出て、それが束になって視神経を作り、脳とつながっています。この視神経が、眼球から出ていくところを視神経乳頭といいますが、ここがとてもデリケートで圧力に弱いのです。眼圧が上がった状態(高眼圧)が続くと、眼圧で視神経乳頭が圧迫を受け、視神経が枯れてしまうため、失明してしまうのです。いったん視神経が枯れてしまうと、今の医学では治すことが出来ないので、緑内障はやっかいなわけです。

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